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右肩を意識してフォアハンドを調整してみよう!

今回の記事はフォアハンドの質を更に高めていく為の内容となります。

 

結論から申しますと、右肩は基本的に左肩よりも下げて打つことの方が多いという事です。

もちろん、「いやいや!自分は打つときは右肩が上がってます!」って意見もありかと思います。

しかし、それらの場面は一部の状況でしか使えない形になっていることも理解しておくといいです。

以下で詳しく解説していきます。

 

この記事の著者
現役テニスコーチをしております。
フォアハンドで右肩はぶっちゃけそんなに意識はしていませんが、今回の記事をきっかけに少し振り返ってみました。

 

※今回は右利きのフォアハンドを例にしてます。

右肩の動きに悩みを抱える読者がいましたら参考にしてみてください。

フォアハンドでの右肩の上下動のタイミング

フォアハンドでの右肩の上下動のタイミングの見出し写真

フォアハンドは主に

・テークバック
・ラケットダウン
・フォワードスイング
・フォロースルー

の動作に分解することが出来ます。

関連記事:フォアハンドのフォームは4つに分解して改善しよう

 

これらで右肩が上下動するタイミングを解説していきます。

上下動というのはつまり、「左肩に対して、下げるのかor上げるのかor平行にするのか」といったことだと思ってください。

テークバックでは右肩を下げずに平行なままで良い

基本的にはテークバック動作では右肩は下げません。

テークバック状態で右肩を下げると上半身が後傾しているようなフォームになる為です。

なのでシンプルに肩を平行にキープしたままテークバックをするくらいにしておくのがいいです。

ラケットダウン時に右肩も一緒に下げてあげる

ここで左肩よりも少し下げていく意識にしていきます。

一般的にはラケットも前腕も手も下げていく動きなので、右肩も自然と下がるのが普通だと思うのですが、

右肩に力が入ったままだとなかなか下がらないかもしれませんね。

鏡の前でご自身の右肩がどうなってるかチェックしてみるといいかも。

 

フォワードスイング時も右肩は下げたままで良い

ボールの下にラケットを入れる必要があるので、右肩が下がってる状態でインパクトを迎えた方が順回転をかけやすいといえます。

この場面で肩が上下してしまうと目線がブレてしまうのでなるべく抑えるようにしましょう。

フォロースルー時に肩を自然に上げてみる

インパクトした後のフォロースルー時に右肩がやっと上がるようになります。

しかしながら、あげるというよりも平行に戻すくらいの感じがちょうどいいです。

右肩が極端に上がる動きを入れてしまうと、体幹部分(特に状態が)が反れてしまうので注意しましょう。

 

打点によってフォアハンドの右肩は多少変わる

打点によってフォアハンドの右肩は多少変わるの見出し写真

相手の返球は常に一定ではないはず、、そうなった場合に右肩はどのように変化するか解説します。

関連記事:高い打点のフォアハンドを覚えよう!

 

低い打点のボールは右肩を下げる意識

基本的には自分の腰より低めのボールは右肩が下げる形になります。

ボールの下からラケットを振り上げるために必要な動きとなるからです

 

高い打点のボールは右肩は下げない意識

反対に胸より上のボールは右方が平行気味くらいになります。

これはボールに対して水平にラケットを振る状況が多い為、右肩を下げる必要がないのが理由かと思います。

自分の握るフォアハンドのグリップによっても右肩は影響してる

ラケットのインパクト面を垂直に保つ時に、握ってるグリップでかなり影響を受けます。

厚いグリップ(ウェスタングリップ)や薄いグリップ(コンチネンタル~イースタングリップ)までのグリップと右肩の関係を解説します。

関連記事: 初心者が最初に覚えるべきフォアハンドグリップはどれかお答えしますか

厚いグリップの方が右肩は下げ気味になる

これは、インパクト面を垂直にするために肘をある程度曲げておく必要があります。

そうした場合、低めの打点は薄いグリップよりも右肩を下げて捉える事が多くなると思います。

薄いグリップの方が右肩は平行気味を作りやすい

薄いグリップは肘を伸ばして手を下げていてもインパクト時の面を垂直に作りやすい持ち方です。

その為、厚いグリップと比べてそこまで右肩を下げずとも打てる体勢が出来ていると言えます。

 

右肩を意識してフォアハンドを調整してみよう!:まとめ

・右肩は主にテークバックで下げる事が多い

・右肩は必要以上にあげないように意識したい

・薄いグリップよりも厚いグリップの方が右肩が下がりやすい

 

といった内容になります!

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